いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

人生の無駄な時間

「人生に無駄な時間はない」

これって、嘘だと思う。
人生に無駄な時間はない、そう思わせることで
無駄な時間を肯定し、更なる無駄な時間を生み出すための
都合のいい言葉になっているだけだ。

今の日本の現状を見ればよく分かる。
国権の最高機関たる国会で
一国の宰相が嘘をつくことにより
どれだけの国民の時間が浪費されていることだろう。

これをみて
「人生に無駄な時間はない」なんて誰が言えると言えるのか。

自分の人生の時間を無駄にするのは
自分自身ではない。政治なのである。

人生の時間は、自分が生きるためにある。
教育や医療から予算が削減され
武器購入や怪しい経済対策に税金が注ぎ込まれ
生きることが軽視され
命の危機にさらされる原発稼働を推進し
それどころか10年近く前の原発事故処理を優先することなくオリンピックを招致。
コロナウィルス対策費をケチって、ダイヤモンドプリンセス号の乗客を下船させる。
そして、対策の不備を訴える医師の意見を聞くどころか
それを糾弾する厚労省

ほら、私たちの時間はこうやって限りなく
誰かの手によって、自分とは何の関係もない
自分の人生と無縁の誰かの手によって
無駄な時間に変えられていく。

人生無駄な時間だらけ。
特に、今の日本人にとって。