いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

お盆トラウマ

梅雨はあけたはずなのに、ここのところずっと雨が続いています。
窓を開けたいのに、開けられず
洗濯物を外干ししたいのに、外干しできないのは
なんとも大きなストレスです。

この2、3日、心身ともに不機嫌なのは
このストレスのせいだと思っていましたが
昨日、あっと気がつきました。
そうか、お盆だ。。。

今日は、お盆について、書きたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

♪夏がく〜れば、思い出す〜〜♪

このさわやかなメロディが私の頭の中を
ちらっとかすめて、そして、はあ〜とため息をつく。

この20年、私の夏の思い出は
すべてが「お盆」に集約されている。

結婚以来、お盆は、夫の実家で過ごすことになっている。
夫の実家は、ご先祖様を大切にする土地柄。
夫の実家を含むそこの田舎では
お盆やお正月をとても大切にしていて
親戚中で集まるのが、当たり前なのである。

そこで生まれ育った人はそれが普通。
夫は当たり前のように帰省するし
姑は、夫の帰省を当たり前だと思っている。
そして、妻である私の帰省も当たり前だと思っている。
これが夫の田舎のデフォルトなのである。

そのうえ、、、
同じ県内だというのに
2泊もしくは3泊の帰省が強いられる。
それも夫の実家で。
それも夫の兄弟家族がすべて集まる。
それも夫の実家で全員が寝泊まりするのだ。。
時には、親戚が集まってどんちゃん騒ぎ。
後片付けは女の仕事ときている。。
この夏の思い出を、もう20回近く作ってきた。。

結婚してから今まで、この習わしに数回抵抗したことがある。
長女が生まれた時、彼女が風邪を引いたのを口実に帰らなかったのが1回。
仕事を言い訳に2泊を1泊にしたこともあった。
あまりに行きたくなくて、帰省する寸前まで夫とけんかし
私だけ別行動で時間を遅らせて帰ったこともあった。
その度に、姑に猛烈なパワハラを受けた。

けれど、最近では
さすがに、物理的抵抗をすることもなくなってきた。
年を重ねて、若い頃のように抵抗することに抵抗感がでてきて
このお盆の数日さえ乗り越えればと
思うようになってきた。

でも、結婚したての頃のお盆の記憶は
いつまでも消えない。
いやいや、結婚したての頃だけではなく
お盆のたびに繰り広げられる
夫の親戚たちとのいろんな出来事のストレスは
私の中に、強烈なお盆トラウマを作り出した。
ゆえに、私は、お盆の前にはほぼ確実に、うつ状態になる。

さて、ここのところ、2、3日前から、急に体調が優れなくなった。
体が重い、足が痛い、息が苦しい。。
イライラする、落ち込む、情緒不安定。。

雨のせいかな、、とか
湿度が高すぎて息苦しいのかな、、とか
まさか、コロナに感染したんじゃ!?とかまで
思っていたが。。

なんだ、そうか、もうそこまでお盆がきているからだ。。

不調の原因がお盆にあることも忘れてしまう。。
私のお盆トラウマは、かなりのくせ者なのである。