いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

重税感を味わいたい

先月末、払ってきました。

「固定資産税」

 

地方の一軒家。

都会に住む人たちに比べれば

うちの固定資産税の額なんて、きっと小さいに違いない。

それでも、我が家にとっては、大きな負担である。

 

毎年、4月、固定資産税の納税通知書が郵送されてくる。

あーー、今年もやっぱり来たか、と思う。

 

封を開けると、そこには

税額の決定通知書とともに

年に4回

4月、7月、10月、12月の期限までに

払いやがれコノヤロー(とワタシには見える)と書かれた

払込票が4枚入っている。

 

で、先月末、1回目分を支払ってきたというわけだ。

 

税金を支払いに行った先の金融機関では

口座振替が便利ですよ」と勧められる。

お役所から送られてくる納税通知書にも

毎年必ず、「口座振替しろよ」(とワタシには見える)と書かれた紙が入っている。

 

しかし、ワタシは、この口座振替を断固として拒否している。

キャッシュレス時代になろうとも

税金だけは、現金主義で行こうと決めている。

 

それは、もう、ひとえに

税金の重みを感じたいからにほかならない。

 

労働の対価である給料も

雀の涙ほどの預金利息も

源泉徴収という形で自動的に召し上げられ

消費税もガソリン税も、代金に上乗せされて払わされるという

この税金徴収システム。

 

そのうえ、固定資産税を口座振替にしたら

役所は、市民の懐から勝手にお金を奪い取る(とワタシには見える)手段を

またひとつ増やすことになる。

税金の口座振替にもっとも恩恵を受けるのは

市民ではなく、絶対に役所のほうでしょう。。。

公権力の発する「便利」という言葉が、ワタシの中で怪しく響く。

 

今は、お金で納める税も、その昔は米で納めてた。

物理的に、お金は軽いし、お米は重いけど

税としては、どちらも重い。

 

その税の重さを、たっぷり味わいたいのだ。

年貢を勝手に持って行ってもらっては困る。

年貢を納める主体は、こちらにある、、と確認したいのだ。

 

さて、今年度1回目の年貢を納め終え

ホッとしたのも束の間

お奉行様からのさらなるお達しがあった。

 

その名も「自動車税」。

 

もちろん、口座振替ではありません。