その昔、細〇〇子の占いにはまったことがある。
彼女が出るテレビはよく見たし、本も読んだ。
けれど、そのうち、飽きてしまった。
というより、脅しにも近い占い文句に、疑問符が浮かんできたからだ。
それ以降、占いからは、ずっと遠ざかっていたのだが
先日、テレビでこの本の著者であるゲッターズ飯田の占いを見た。
なんて、おもしろい!!
で、この本を読んでみた。
はっきり言って、びっくりするような情報はなかった。
けれど、人としての生きる基本みたいなものが書かれていて
俗世にまみれ、ついつい不平不満で薄汚れがちな心を洗い流すには
格好の文言が詰まっていた。
人生の初心に返りたい人には、ぴったりの本である。
運を鍛えるためには、、
お蔭様と口にする
人が嫌がることを率先してする
負けるが勝ち などなど。。
読んでいて、あれっと思う。
ここに書かれていることは、もともとは、この国で生きる上での作法だったのではないか。
形ばかりの成果主義を輸入したばっかりに
中身のない自己主張をする人が大手を振って歩くようになってしまったこの国。
私たちは、この本を読んで、自分の運を鍛えなおす必要がありそうだ。