いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

三年寝太郎

寝る子は育つ、とはよく、言うけれど

ワタシの目の前で、寝る子が、本当に、よく育っている。

 

中学1年の息子は、本当によく寝る。

もともとよく寝る子ではあったが、

中学生になってさらによく寝るようになった。

 

小学校とは違い、部活で疲れるというのもあるだろう。

逆にまた、コロナの影響で部活ができず、家にいる時間が長いというのもあるだろう。

さらには、自由な時間があれば、あれをしたい、これをしたいというよりも

何もすることがないと思うヤツだということもあるのだろう。

とにかく、寝て、寝て、寝倒している。

朝、寝ぼけ眼で起きてくる息子をみると

三年寝太郎みたいだ」とちょっと苦々しく思ったりしていたのだけれど

そういえば、三年寝太郎って英雄だったんだよねと思い出した。

 

怠け者で、寝てばかりで、何にもしない三年寝太郎

寝倒した3年後、突如として起き上がり、村のみんなのために働いたのだ。

 

成長ホルモンは寝ている時に出るというから

思う存分寝させてみよう。

こちらはもう、三年寝太郎実験で彼を見守ることにした。

 

で、途中経過を見てみよう。

この1年で、身長は、15センチほど伸び

体重は、8キロほど増えた。

1年前まで、身長も体重もワタシのほうが上回っていたというのに

あっという間に抜き去った。

体は、大きくなったが

消極的性格と少々の怠け癖は現状維持中である。