いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

日記~2021

日本の文化

慣れ親しむと興味関心があることは、同一ではない。 私は、茶道も華道もやったことないし 歌舞伎も文楽も能も本物の舞台を生で見たことがない。 慣れ親しんでないから、興味がないわけではない。 それらの文化が何かの発信の手段とされると 自然と引き寄せら…

生きる意味

先日、美容院に行き、初めての美容師さんにカットしてもらった。 髪を切りながら、その美容師さんがこう言った。 「多いですね〜」 私の毛量は、多い。 ショーットカットの頃は かなりの頻度でカットしなければならないほどの ボリューム感である。 今は、肩…

こんなにバカだったの

コロナウィルスのこの国の対応を見ていると 日本人ってこんなにバカだったのかと思う。 私が生まれたとき、この国は平和だったし 経済的にも発展してたし 技術立国で、ノーベル賞受賞者を多く輩出してた。 多くの人が何となく幸せで、何となく普通に暮らせて…

洗脳こっか

最近英語の勉強を始めた。 先日、Podcastの英語番組を聞いていると 番組途中でカナダ国歌が流れた。 それを聞いた息子が突然こう言った。 「あのさあ、国歌って、いるの?」 国歌は必要か否か。 そんなの考えたこともなかったな。 入学式や卒業式 いや入園式…

原点回帰

空気が乾燥する秋口から、顔の乾燥具合がひどい。 パックをしても、化粧水をつけても すぐに、ぱさぱさ、からから。 今にも皮膚がはがれ落ちそうなほど 毛羽立ってくる。 十分に保湿した後でお化粧をしても ファンデーションの下で みるみる間に肌が乾燥して…

楽は怖い

仕事をやめ、専業主婦になってから 気付けば、毎日同じような服装をしている。 下は、デニムなどのパンツ。 上は、ニットやカットソー。 組み合わせを時々変えるだけで 基本このスタイルだ。 普段は買い物以外の外出もなく 人に会うこともあまりない。 多く…

言い訳

日曜夜にNHKで放送されているアメリカのテレビドラマ 「グッドファイト」にすっかりはまってしまった。 このドラマのことを調べてみたら、なんと、ずいぶん前からの 人気ドラマ「グッドワイフ」のスピンオフであることを 今さらながらに知った。 スピンオフ…

きたきたきた

きた、きた、きた。 その時がやってきた。 その時が今、ついに、やってきた。 その言葉を彼が使うときがやってきた。 その言葉を私が受けるときがやってきた。 小学5年の息子が、最近、私に向かって放つ言葉。 「おばさん」「ばあさん」「おまえ」「あんた…

自立と依存

安冨歩先生の本を読んで、自立と依存の関係を知る。 自立とは依存すること。 目から鱗だ。 今、ここで、自立と書いてみる。 「じりつ」を「自立」に漢字に変換するとき 意味を確認してみた。 そこにはこう書いてあった。 自立=他の助けや支配なしに自分一人…

英語

今年になって、英語を勉強したいと急に思った。 なぜ急に思いついたのか、深くは思わなかったけど 昨日のブログを書いていて、その理由がようやく分かった気がする。 私、今、日本語がつらい。。 日本語を聞くのがつらい。。 だって、分けのわからない日本語…

日本語

私の母語は日本語。 私は、日本語しか話せない。 私は、日本語でものを考える。 私にとって、日本語は大事。 私の頭の中は、日本語でできていて 日々、常に、日本語で運用されているので 日本語がなくなったらお手上げである。 日本語がなくなったら、私は私…

追いかけてくるもの

私の母は、よくこう言っていた。 「嫌なことから逃げてはいけない。逃げればいつまでも追いかけられる」 母が言うその追いかけてくるものは 逃げ出したその自分にとって嫌なことそのものだと思っていた。 逃げ出しても、またその嫌なことが自分に降りかかっ…

家計簿

昨日、家計簿をつけていたとき 突如、私の頭のなかの霧が晴れた。 あ〜、そうか。 公会計とは、壮大な隠蔽システムなのだ!! 子どもの頃、そろばんを習っていたからか 家が貧乏で、お金って大事っと心底思っていたからか 私は、小さい頃から、お金の計算が…

卑怯な自分と向き合って

最近よく、昔の自分のことを思い出す。 現れるのは、過去の卑怯な自分の行い。 なんで、あんなことしたのだろう。 なんで、あんなこと言ったのだろう。 その記憶がぐるぐると回り出し その回転がとめられず、私はしばし落ち込む。 過去の嫌な自分の姿が、わ…

物の怪の世界

最近よく思うのは、 この世界は、もう人間の世界ではないんじゃないかってこと。 人、特に要人が悪いことをしたら 謝罪したり、辞職したりするのが当たり前だと思っていたが どうも違うらしいということばかりが起こっている。 悪いことしても、謝らず、嘘を…

やめるために始める

人が何かを始めるのは、やめるためではないだろうか。 最近そう思うようになった。 継続は力なり。 三日坊主。 続けることを賞賛し 途中でやめることを軽侮する言葉が この世の中には、いっぱいある。 だけど、始めたものを永遠に続けられるわけがない。 会…

ハブ友達

おととい、中学時代の友人から突然電話があった。 彼女とはこの十数年、年賀状だけのやりとりになっていたので 本当にびっくりした。 なんでも、近々、中学の同窓会をしようという話が 同級生間で持ち上がっていて 私にも連絡してくれたというわけだ。 久し…

手に負えない

「手に負えない」というのは、よくないことだとずっと思ってきたが あるとき、あれっ、違うんじゃないかと思うようになった。 私は、子どもの頃、いや大人になっても母によくこう言われた。 「あんたは手に負えん子やね」 へそ曲がりの上、こうと思ったら一…

仲間

昨日の夕方、自転車で買い物へ行った帰り道 下校途中の小学生とすれ違った。 低学年くらいのかわいらしい男の子二人と女の子一人。 今の子どもたちは 不審者教育?が徹底されているのか 大人を見ると、疑わしい目つきをする子もいる。 あいさつをする子も少…

怯え

怯えるのはなぜだろう。 先が見えないから怯えるのか。 先が見えるから怯えるのか。 私は、遊園地のジェットコースターが苦手。 というか、絶対乗れない。 急上昇したり、急降下したり カーブしたり、回転したり それもとんでもないスピードで。 とてもじゃ…

何でもできるは何にもできない

AIが人間の仕事を奪ってしまう、、らしい。 それじゃあ、人間ができることはなんだろう、、となる議論が いろんなところでなされている、、らしい。 先日も新聞でそんな記事を読んでいたところ この言葉に胸を突かれた。 「何でもできるは何にもできない」 …

連想ゲームのできない医者は

今朝、新聞の急性膵炎の記事を読んでいて 頭の中に稲妻が走った。 娘は胆石かも!? 大学生の娘は 小学生の頃から、いじめにあったりもして 以前からよく胃が痛いと言っていた。 ずっと神経性の胃痛だと思っていたのだが 一昨年くらいからちょっと様子が変わ…

発想つぶし

昨日、息子が不機嫌な顔をして帰ってきた。 手には、何やら持っている。 ぎゅっと握りつぶしたそれは、学校の図工の時間に作った 作品のようだ。 息子はそれをさらにぐちゃぐちゃにして 「こんなのいらない、へたくそだから」と 吐き捨てるように言って、ご…

大人げない子ども

昨日の夕方 外では、息子たちが近所の友達と一緒に なにやら走り回って遊んでいた。 彼らのにぎやかな声が 家の中にまで聞こえてくる。 すると、その声を聞いて 夫がくすくすと笑い出した。 「大人げないって言ってるよ、あいつら子どものくせに」 あははは…

勉強の利益

「勉強して何の利益があるの?」 息子に問われ、絶句した。 えっ、利益? 何のために勉強するのか。 多かれ少なかれある時期の子どもなら 誰もの心に必ず浮かぶ疑問だろう。 だけど、私の子ども時代には 「勉強して何の意味があるの?」ではなかったか。 あ…

学校って?

「45分間さあ、ただずっと座ってて暇なんだよなあ」 小学生の息子は、本当につまらなそうにこう言った。 学校の授業のことである。 5年生になった息子も、時々生意気な口をきくようになった。 こうやって少しずつ、学校や先生や親や大人や 社会システムと…

爪をかむ

夫の同僚に4歳の女の子を持つお母さんがいる。 先日、彼女が夫に相談したそうだ。 娘が爪を噛むと。 おそらく、保育園や周りの人たちに 愛情不足ではないかと言われたのではないだろうか。 不安な表情の彼女に 夫は、大丈夫だよと声をかけたそうだ。 「大丈…

どちらが

遅まきながら、あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 今年最初のブログは 昨年後半、気になって仕方がなかったが なぜ、どうして、何ゆえに気になるのか 頭の中でずっとぼんやりしていたものが やっと言葉で表せそうなので 忘れな…

本物の先生

今日はあることばかり考えて過ごした。 「なぜ、先生といわれる人との会話はむなしいのか」 私は、先生という人種と話すと、とてもむなしくなって はあーーっとため息をつきたくなる。 学生時代から学校の先生は苦手だったし 親になってから子どもの担任の先…

学校で学びたかったこと

小学校から大学まで学校というところに16年も通ったけれど 学校で学んだことのほとんどは忘れてしまった。 学んだことは、見えないところで役に立っているのかもしれないけれど 見えるところで役に立っているのは 読み書き計算くらいにしか思えない。 大人…