いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

日記~2021

嵐の夜に

昨晩の雷はすごかった。突然の激しい雨とともに、ピカピカゴロゴロドンドンが続く。眠りに落ちかけていた夜11時頃、雷の音に飛び起きた。びっくりしてとか、怖くなって起きたのではない。夜のうちにベランダに干しておいた洗濯物が濡れてしまうという生活…

本物のかっこよさ

この数ヶ月で、やたらと白髪が目立ってきた。毎朝、化粧をしながら鏡を覗き込むと今や、しみやしわより白髪が気になる。自分の老いに向き合うのは、なかなか難しいものだなあと思いながら、ふと、ある人のことを思い出した。20数年前、同じ職場だったその…

耳掃除の対象者

子どもの頃から、耳掃除が好きだ。それも、綿棒ではなく、お土産屋さんなどでよく売ってる竹製の耳かきで、ガリガリするほう。これが耳に良くないのは分かっているのだがどうしてもやめられない。自分自身の耳掃除は好きだが、人から耳掃除をしてもらうのは…

若さの略奪

新型コロナウィルスの感染拡大で大人だけでなく、大学生が窮地に立たされている。地方出身の学生で、下宿をしながらアルバイトで生活をする学生にとってこんなに厳しいことはないはずだ。今朝ラジオで耳にした調査結果では学生の20%が退学を検討している…

頭と体のラグ

ここ最近、夫との会話がなんか、ちぐはぐである。何が原因なんだろと考えていたら幼稚園の運動会で転ぶお父さんたちの姿が頭をよぎった。昔、子どもの幼稚園の運動会でお父さんたちが、張り切って走ったはいいものの途中、派手に転んでしまうなんてことがよ…

巣ごもり太り

今朝、体重計にのって驚いた。先週から1キロ増えている。全国に緊急事態宣言が出されて以来ただでさえ活動量の少ない毎日の生活がさらに活動量が減った。ほぼ毎日行ってた買い物も控えるようになったしもちろん、休日に出かけることもなくなった。一日ずっ…

貯まらない帳簿

熱しやすく冷めやすい、飽きっぽい性格でこれまで、始めてみてはやめたものが山ほどあるが家計簿だけはずっと続いている。これは、おそらく、家計簿の中にあるものが私の好きなものだからだ。そう、お金と計算。だから、苦もなく続けられるのだと思う。この…

朝のyoutube習慣

全国に緊急事態が発令され、長男が通う小学校も昨日から再び休校となった。つまり、再び、彼のゲームとyoutube生活が始まったというわけだ。あーあーあー。落ち着かない日々が続くなあ。学校から出された宿題は、20枚ほどのプリントと漢字ドリル。あとは、…

10万円の使い道

コロナウイルス対策で、国民一人一律10万円が給付されることになった。この10万円を何に使おうかと考えてみた。手っ取り早く目の前に差し迫る、自動車税や固定資産税にあてようか。それとも、いつも買わずに辛抱している洋服やバックでも買おうか。いや…

好きにさせて

子どもの頃嫌いだったこと苦手だったことが大人になってからあれっ、そうでもないなと分かった。手先の不器用な私は、図工も家庭科も大っ嫌いだった。料理も裁縫も絵も工作も、何もかもがへんちくりんでそれらをやることが嫌で嫌でたまらなかったのに今では…

アリとキリギリス

今の世界にイソップ物語の「アリとキリギリス」が重なるのはきっと私だけではないはずだ。新自由主義が、この世の中に大量のキリギリスを発生させた。それも、結構、たちの悪いキリギリス。。そしてそのキリギリスは、アリが生産したものを根こそぎ収奪して…

頭が爆発

小学6年の息子の口の悪さが止まらない。自分の中のイライラ感を思いっきり外に出す。悪口をぶつけられるとこちらもイライラする。ときに我慢できなく、そういうことを言ってはだめだと彼を怒ったりしながら、だめだだめだと思う。これは、息子が成長してい…

閉経記念日

6年前から、子宮内膜増殖症に悩まされてきた。子宮内膜が勝手にどんどん増殖して月経が重くなる。これでもかというほど出血しこれでもかというほど続いてこれでもかというほど貧血になる。最初、月経が止まらず、ふらふらしながら受診した近くの産婦人科で…

20年目の別れ

結婚以来、20年購読してきた朝日新聞をやめることにした。明日4月1日から、我が家の新聞は、毎日新聞になる。朝日をやめるのには、いろいろ理由があるけれど一番大きな理由は、やはり昨年ツイッターを始めたことだと思う。私は、この20年、この世の中…

意思の弱さ

コロナウィルスのニュースから目が離せなくなって自分の日常にツイッターがどっしり居を構えるようになり身動きが取れなくなった。で、ツイッターをしばらくやめてみた。すると、目の前に多くの時間があることに今さらながら気がついた。ツイッターで情報を…

日本人の遺伝子

今日の朝日新聞の耕論「未知の脅威制するには」の磯田道史先生のこのコメントを読んで、驚いた。【 なぜ、日本人は歴史から学ばないのか。「考えたくないことは、起きないことにする」という習慣があるからです。「もし××だったら」という反実仮想の習慣を日…

追いやられる子どもたち

学校が休校になった途端息子が通っている体操教室や英語塾もまた休業となってしまった。唯一、営業を続けてくれているスイミングスクールで息子はストレスを発散できている。小学生の子どもたちが家で一日おとなしく過ごせるわけがない。家にずっと閉じこも…

火に油を注ぐ政府

学校の一斉休校のため保護者が仕事を休めるよう政府は休業補償を決定した。だけど、周囲の保護者は、みんな仕事に行っている。休業補償があれば、労働者は仕事を休める。こんな単純な構図しか想像できない現政権の能力には、ほとほとあきれてしまう。パート…

全国一斉休校の先にあるもの

息子の小学校は、今日から休校。当然のことながら、給食はなくお昼ごはんも家で食べる。夫は今日から勤務時間が変更に。これも学校休校のあおりである。夫の職場の給食もなくなり、夫は今日からお弁当持参である。つまり、学校休校のあおりで私は、夫のお弁…

首長の器

2月27日、安倍首相の突然の全国一斉休校要請は日本社会に多大な悪影響をもたらしている。しかし、あくまで要請であったのだ(それも非常に非情に身勝手な)専門家会議でも一斉休校の話題も出ていないという。子どもたちや保護者はもちろんだが学校を休校…

想像力

昨夜、飛び込んできたニュースは久しぶりに度肝を抜かれた。もちろんそのニュースは「安倍首相全国小中高一斉休校要請」このニュースでどれだけの人が驚いたことだろう。突然の要請に驚いたのは、それに伴う計り知れない影響を多くの人が想像できたからだ。…

お疲れさまのごはん

この3連休の最終日、すっかり気力を失った。 何にかというと、ご飯を作る気力。 昨日は、夫に八つ当たり。 私だって休みが欲しい! コロナウィルスのこともあり、ここのところ休日は 外出を控えている。 家族3人家の中でごろごろ。 ごろごろしていても、お腹…

コロナウィルスに見るこの国の大きな失敗

おとといブログを書いていて、気付いたことがあった。うまくまとめられないかもしれないが頭に浮かんだままに書いておこうと思う。この国の現状はこの国の今の失敗はこの国の直面する悲惨な状況は海に囲まれた島国でありながら豊かな漁業資源に恵まれた国で…

海のものと山のもの

転勤に伴い、この地に引っ越してきて、はや12年。 その間に長男が生まれ、家族4人となり家も建てた。 というのに、いまだこの土地に慣れない。 アウェー感が消えない。 どうしてもこの土地の水が合わない。 この土地に慣れようとする行動をとると 浮いて…

底意地

昨日、岩田健太郎先生の外国人特派員協会の記者会見をネットで見た。 英語での会見だったので、はっきり言ってよく分からなかったが 外国人記者たちと岩田先生のやりとりの雰囲気だけは 画面を通して伝わってきた。 それは、世界がコロナウィルスにいかに関…

人生の無駄な時間

「人生に無駄な時間はない」 これって、嘘だと思う。 人生に無駄な時間はない、そう思わせることで 無駄な時間を肯定し、更なる無駄な時間を生み出すための 都合のいい言葉になっているだけだ。 今の日本の現状を見ればよく分かる。 国権の最高機関たる国会…

COVID-19製造機

今朝、ツイッターで岩田健太郎先生の発信を見た。 驚いた。驚いた。驚いた。 素人がこれほど驚くのだ。 感染症のプロの岩田先生がどれほど驚かれたことか。 発信せずにはいられないほどの危機感、 日本だけでなく、世界中に知らせなければならないという 人…

時間泥棒

長女が大学生となり家を出てから 子育てを振り返ってばかりいる。 娘のためによかれと思ってしてきたことが 本当にこれでよかったのか。 過ぎたときを取り戻すことができないのに 延々と思い悩んでいる。 いつも思い悩むことは 彼女の子ども時代を奪ってしま…

家中の人々

土曜日NHKスペシャル「車中の人々」を見た。 道の駅など無料の駐車場の車をとめ その車内で生活する人たちを追ったレポート。 胸がぎゅっと締め付けられた。 いろんな理由で、社会から取り残されたり 自らその社会から逃れたいと思う人たちがいる。 社会から…

時間はお金で買えるのか

時間はお金で買えるのか。 こんなことを思ったのは 昨日の朝日新聞の「折々のことば」で こんな文章が紹介されていたからだ。 【時間の「欠乏」はお金である程度解消できますが、お金が「欠乏」していれば 時間の「欠乏」にさらに拍車がかかるのです。】 例…